アンパンマンに登場するチーズの秘密
名犬チーズがもともとはバイキンマンの手下だったということは、以前にお伝えしました。
今回は、さらにチーズの秘密に迫ってみたいと思います。
まず、チーズの犬種は何?
雑種?
いいえ、チーズは「名犬」なのです。
決してふざけているのではありません。
アンパンマンのエンディングテーマ「勇気リンリン」の歌詞にも「名犬チーズ ワンワンワン」とあるように、チーズは「名犬」という種類の犬なのです。
チーズはアンパンマンに拾われてやってきたので、その素性には謎が多く、何歳なのかは分かりません。
チーズという名前はバタコさんがつけました。チーズはバタコさんと顔の輪郭がそっくりなので、はじめから親しみを感じていたようです。それで大好物のチーズを名前としてつけました。
チーズはオスで恋人もいます。
コッカースパニエル系の白い犬で名前はレアチーズちゃんです。 名前からして品が良さそうですね。
ところで、アンパンマンワールドの動物たちの中にはしゃべれるものもいますが、チーズはそれらのようにしゃべれません。
これはアンパンマンワールドの動物たち特有の事情があるようです。
アンパンマンワールドでは、動物たちは進化の度合いに応じて3つのグループに分けられるようです。
一番進化が進んでいる動物は、二本足歩行で服を身にまとい、言葉を持ちます。
その次に進化の進んだグループは、四本足歩行で服は着ていませんが、言葉を持ちます。このグループには、小象のジャンボ、ペンギンくん、イルカのクータンなどが含まれます。
そして、その手前の普通の動物として、チーズや馬のピクルスがいます。これらは四本足歩行で服も着てませんし、言葉も持ちません。
ただ、チーズは後ろ足の2本で立つこともできますし、人間の言葉も分かるようです。さらに本当は人間の言葉を話せるとか、文字も書けるという説もあります。
このことからチーズは普通の動物のグループの中でも進化の進みつつある特殊な存在といえるかもしれません。